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日本玩具博物館 世界のクリスマス展
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あっという間に12月。パリはノエルのイルミネーションにスイッチが入り、シャンゼリゼにはかないませんが、夕方になると我が家の近所の商店街も頑張ってキラキラ。いよいよノエル近しです。といっても、今日はパリのノエルのお話ではありません。
今年の夏にご縁があって訪れた兵庫県姫路市にある「日本玩具博物館」。ここで今開かれている「世界のクリスマス展」のご紹介です。

玩具博物館を訪れるきっかけとなったのは、フェーヴを通じて知り合い、お付き合いさせていただいている京都市在住のSさん。日本の郷土玩具やヨーロッパのクリスマス飾りを現地を訪ねたりしながらコレクションをされているSさんが、先日このクリスマス展の写真を送ってくださいました。それを見て、ぜひブログで紹介したい!大興奮の私。玩具博物館の学芸員の尾崎さんにお願いをし、さらに画像を何枚か送っていただきました。その中にはクリスマス展のポスターになった、姫路市在住の写真家の方が撮られたものもあります(最初の二枚です)。プロのお仕事はさすがに違います~~(うっとり)。
↑こちらの写真は、ドイツ エルツゲビルゲ地方の天使と星のオーナメントです。
 
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このクリスマス展には、世界45カ国から集められたクリスマス・オーナメントやデコレーション1,000点が展示されているらしいのですが、その内容が圧巻です。日本でよくこれだけのコレクションを集めることができたもの!収蔵品はさらに展示されているものの3倍はあるというからさらに驚きです。 
こちらの写真はアメリカ合衆国 トナカイに乗るサンタさん。

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ここからはSさんと尾崎さんが送ってくださった画像と解説でその一部をご紹介します。
左:アルザスのクッキー型オーナメント。
中央:ドイツ プラウナレースのオーナメント。
右:チェコのヴィゾビーチェ(塩パン)のオーナメント。

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フィンランドのベルと白樺のオーナメント。

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左:チェコのパン細工。キリスト降誕人形。
右:ブルキナファソ(西アフリカ)のキリスト降誕人形。

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こちらはメキシコ トナラ族のキリスト降誕人形です。

その他にも、中近東・アフリカのコーナーには、バナナの皮で作ったオーナメントやジンバブエの降誕人形、南アフリカズール族の降誕人形。中南米コーナーにはペルーのレタブロ(キリスト降誕の祭壇)などなど・・・・さまざまな国のそれぞれのクリスマスにそのお国柄が出ていて興味深いです。

このクリスマス展は、玩具博物館の6号館で1月20日まで開催されています。12月の土日にはクリスマス絵本の朗読会や展示解説会もあるそうですよ。
他にも1号館で先日から「ねずみの玩具とおめでたづくし」という展覧会が始まったそうで、常設の世界の玩具や昔懐かしい昭和の玩具など全てをじっくりと見て回ると半日でも足りないくらいです。 
手で触れて遊べる玩具の部屋もあり、大人も子供も楽しめること間違いなしです。ぜひぜひ訪れてみてくださいね。

日本玩具博物館の公式サイトはこちらから→日本玩具博物館 






夏に息子二人を連れて訪れた玩具博物館。その居心地の良い空間と、井上館長さんはじめ玩具館の方たちの温かい歓迎・・・・・時間を忘れてすっかり長居してしまった私たちなのでした。
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日本玩具博物館は1974年井上重義館長によって設立。約40年かけて収集されたコレクションの規模・内容のユニークさから、日本を代表する玩具博物館として世界に知られています。白壁土蔵作りの6棟の建物に、日本の郷土玩具、海外145カ国の玩具や人形など8万点あまりの資料を所蔵・展示。1998年には第20回サントリー地域文化賞を受賞しています。(フリー百科事典「ウィキペディア(Wikiepia)」より)
また、井上館長さんは、今月、文化財保護に大きな功績があったとして「平成19年度地域文化功労者文部科学大臣表彰」を受けられています。
 
2号館3号館には昔懐かしい日本の玩具がたくさん展示されています。
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大正時代のおままごとセット。どんなお屋敷のお嬢様がこのセットで遊んだのでしょうか・・・。あれこれと空想してしまいます。

私が狂喜乱舞したのが、このコーナー。「昭和の玩具」
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メンコ~~!!子供時代、学校から帰るとランドセルを置いてこういうメンコとビー玉なんかをポケットに入れて外に飛び出して行った記憶が(笑)。
パーマンに怪物くん、バルタン星人にゲゲゲの鬼太郎、エイトマン・・・懐かしすぎる(涙)。
ちなみに、私の子供時代はメンコのことを「べったん」と呼んでいました。関西弁なのかな?

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ママナガシ~~~!!!私が持っていたのは同じシリーズですが、「ママレンジ」という本当にホットケーキが焼ける画期的な玩具でした。マ~マ~レンジ~~♪ママレンジ~~♪・・・のCMソング。私世代の人なら誰もが歌えるのではないかと(爆)。

この部屋には他にもブースカ人形、おそ松君のフィギュア(皆さん、ついてきてますか~?(爆))などの玩具がい~~~っぱい!!ミニチュアマニア(私?(笑))が泣いて喜ぶグリコのおまけコーナーなんかもあり、一気に子供時代にワープできる楽しい楽しい展示室でした。ここは常設なので、いつでも見ることができます。

私たちが訪れた8月。6号館では「世界の国の人形展」が開催されていました。
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メキシコの人形。

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ロシアの人形。とっても可愛い。

3号館の「遊びのコーナー」では、手に触って遊べる玩具がいっぱいです。
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影絵で遊ぶお兄ちゃんと木の玩具に夢中の弟。

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弟のTが一番はまったのがこの部屋!私と長男が井上館長さんに館内を案内していただいている間、Tは玩具館の方たちにこの部屋でいっぱい遊んでもらいました。

日本玩具博物館の井上館長さん。尾崎さんをはじめとする学芸員の皆さん、そしてSさん。本当にありがとうございました。来年の夏もお会いできるのを親子で今から楽しみにしています!
by lecahierbleu | 2007-11-30 08:05 | 日本の夏2007
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