リヨンの旅 その4 ブションでリヨンの郷土料理を
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美食の都と呼ばれるリヨンに行ったら、ぜひブションに行ってみたいと思っていました。ブションというのは、地元のワインとリヨンの郷土料理を食べさせる庶民的な居酒屋風レストランのことらしいです。

そして、ブションに行ったら食べようと思っていたのがリヨンの郷土料理のひとつ「クネル」です。クネルというのは、川カマスのすり身を卵、小麦粉、バターなどと練り合わせたものに、ソース・ベシャメルやソース・アメリケーヌなどをかけてオーブンで焼くお料理らしいです。(フランス料理用語のサイトを参考に)
パリでも普通にスーパーやマルシェのお魚屋さんなんかでも売っているものですが、実は私はクネルを食べたことがなく、私の周りに聞いても「はんぺんみたいなもの」という情報しか得られず、「クネル大好き!」という人があまりいないのです。なので以前から「クネルとはどんなものか、リヨンに行ったらぜひとも本場のものを食べてみたい。」と思っていたのです。

旅の最大の楽しみはその土地の美味しいものを食べること!と断言できる食いしん坊の私は、旅先でのレストラン選びに失敗をするとものすご~~~くテンションが下がります(笑)。というわけで今回もリヨン在住の方のブログや色々なサイトを眺めていくつかのブションをピックアップしていました。
そして選んだのが「Daniel et Denise」。2004年にM.O.Fを獲得したViola氏のブションです。



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まず前菜。ブションのお料理はとにかく量もハンパじゃない!と聞いておりました。
友人と二人で前菜とメインをそれぞれ一品ずつ頼もうか?と思ったのですが、お店の方に聞いてみたら、「前菜1品をお二人で分けて十分の量ですよ。」とのこと。というわけでリ・ド・アニョーのサラダをひとつ注文したら、一人分を二皿に分けてサービスしてくださいました。
ということで、これは一人前の半分の量です!やっぱりハンパな量じゃありません~~。
ワインは地元のコート・デュ・ローヌをグラスで。

ちなみにリ・ド・アニョーというのは、子羊の胸腺。仔牛の胸腺「リ・ド・ヴォー」はたまにレストランで見つけると注文する大好きな食材ですが、リ・ド・アニョーは初めてです。
このサラダ、かかっているソースがと~~~ても美味しい!!リ・ド・アニョーも臭みがなく美味しくいただけました。でも、この量で十分(笑)。

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さていよいよ!人生初の(大げさな!)クネル登場です。ばば~~~ん。
このお店のクネルは、ソース・ナンチュア。エクルビス(ザリガニ)のソースです。
食べてみると、クネル自体ははんぺんほどなめらかではなく、もう少しソースが絡みやすい感じ。でもふわふわというか、食感も味も、ほとんど自己主張がなく、日本の食べ物でたとえるとやっぱり「はんぺん」が一番近いのかなあ。というわけで、このお料理はソースで決まるという感じです。で、このお店のザリガニ・ソースが美味しかったので、最後まで美味しくいただけました。なるほど~、クネルってのはこういうものだったのね~~。

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二人分の付け合わせ。こちらもばば~んときました(笑)。

もうお腹がいっぱいで、でもデザートも少し食べてみたい、と思ったのですが、運ばれているエクレアの大きさを見てびびってしまった私たち(爆)。デザートはまたどこかのサロン・デ・テでおやつのときに、ということにして、エスプレッソだけでごちそうさまでした。

お店の方たちがみなさんとても親切で、そしててきぱきと気持ちの良いサービスでした。地元の常連客の方が多いのでしょうか?一人で食事をされている年配のムッシューがけっこう多くて、ビオラ氏が厨房から出てきて親しげにご挨拶。アジアからの観光客(?)私たちにも温かい笑顔でサービス満点でした。こういう飾らない雰囲気のお店は大好きです。

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サイトはこちらです。Daniel et Denise

でも、ブションとビストロの大きな違いって何なのでしょうか?いまひとつよくわかっていない私です(笑)。
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by lecahierbleu | 2010-01-14 09:20 | 旅 リヨン
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