
以前からず~~っとやってみたかったこと。それは大好きなフェーヴを使ってカルトナージュの作品を作ること。
本年度最後のカルトナージュ教室での作品で実現したこのボックス。帰国の一週間前に完成いたしました。
この作品に使ったフェーヴは、私の大のお気に入り。アフリカン・マスクのシリーズです。昔からアフリカの動物やモチーフを使ったもの。そして土臭いものに惹かれます。

このシリーズを発見したときにも「ぬお~~~!!」とえらく興奮したものです。
カルトナージュ教室で作業をしているとき、教室の皆が代わる代わるやってきて「それ何?!」と聞くので「フェーヴよ~。」と言うと、フランス人にとってもこんなフェーヴは珍しいのでしょう。皆思いっきりびっくりするので可笑しかったです。確かに、ガレットを食べていて、アーモンドクリームにまみれてこんなモノが出てきたら一瞬ギョッとしますよね?(笑)

ところで、このフェーヴ、実は2002年のルノートルのガレットに使われていたシリーズでもあります。ルノートルのものには裏面にLENOTREとロゴが印刷されていて、このロゴが入っているとフェーヴのお値段も何倍にも跳ね上がります。全く同じものが裏に入っているロゴによって値段がえらく違うということは、フェーヴの世界ではよくあることです。
え?私のフェーヴ?もちろん裏が真っ白の方です。でなければ瞬間接着剤でべったり貼り付けたりできるはずがございません(笑)。

こちらはこのフェーヴを買うず~~っと前、2000年に描いたアフリカン・マスクの灰皿です。我ながら「すきやな~~~~。」って思います(笑)。